『座右の良寛』


松本市壽 著著
● 本体1600円+税
● 四六上製
● 2005年12月上旬発行
●ISBN 4-86119-044-4 C0095Y1600E

「生きづらくなったら開いてください」
自由に、優遊と、そしてどこまでも実践的に人生を生きた良寛。
混迷のいまの時代に、生き方のヒントを与えてくれる、良寛の至宝ともいえる「名言」の数々。  
※品切れ重版未定

 著者「まえがき」より
説教しない良寛の「教え」に学ぶ
 説教しない良寛は、詩や和歌をうるわしい文字で書き、無償のまま布施して配った。その詩歌いは、良寛の道徳教ともいうべき教訓が盛られている。だからこそ、その詩歌の遺墨がタイムカプセルのように解読され、現代に生きる私に感銘を与えるのである。(中略)
 人はいま、生きる規範を教えられない時代を手さぐりで生きるしかない。この座標軸のない時代を、生きづらくなったら良寛の教えを開いて下さい。そしてしみじみと学んでいただきたい。

 著者紹介
松本市壽(まつもと いちじゅ)
 1936年鳥取県生まれ。日本大学法学部卒業。出版社で40年間を書籍編集に、後半の20年間は良寛研究の編集プロデュースに重心を置く。現在は全国良寛会常任理事として良寛の執筆と講演で精力的に活動。東京良寛会副会長。著書に『野の良寛』(未来社)、『良寛』(ハルキ文庫)、『良寛の生涯その心』(考古堂書店)、『良寛さま』(グラフ社)、『良寛という生きかた』(中央公論新社)、『ヘタな人生論より良寛の生きざま』(河出書房新社)、『良寛さん100話』(国書刊行会)などがある。

<著者からのメッセージ>
このたびまた、良寛さんの本を出版いたしました。
良寛さんの残された未来メッセージは、まだまだ多くの人に気づかれないままであるとの義憤のような思いから夢中になってペンを進めました。良寛さんの詩歌や偈文のエキスを引き、わたしどもの日常の座右銘とすることをめざしたものであります。どうぞお知り合いの方にも大いに奨めてくださいますよう。
 内容の一部に、阿部家の遺墨は国宝になったという勇み足の記述がございます。あるところで聞きかじったことを裏付け確認をしないまま鵜呑みにしたための過ちです。まだ国の重文指定ですが、国宝であってもおかしくはありません。そういう運動もして参ります。しかし再版以降は訂正いたします。

松本市壽