『禅学への道』


鈴木 大拙 著/訳・坂本弘
●本体2500円+税
● 312頁 ハードカバー
● 2003年10月20日発行
●ISBN 978-4-86119-012-4

20世紀「禅」を優れた英語表現で世界に紹介し、東洋の英知として西欧知識人に深い影響を与えてきた、 仏教思想か鈴木大拙が、戦前、英国で出版し今日まで海外で最も広く読まれてきた禅の入門書。 英文原文と日本語訳を同時収録した初の出版!

 山折哲雄「序にかえて」より
鈴木大拙は東洋の文化や禅の仏教をわかりやすい英文で書き、日本文化の啓蒙という仕事にもとりくんだ思想家だった。それらの作品は今日なお、海外で高く評価され、日本文化や社会に関心をもつ人々の基本的なテキストになっているのである。
(山折哲雄:国際日本文化研究センター所長)


 著者プロフィール
鈴木 大拙(すずきだいせつ)
 明治3年金沢に生れる。同24年、円覚寺の今北洪川、釈宗演について参禅。翌年東大戦科に入る。27歳でアメリカに渡る。この頃より仏教関係の著作を英訳刊行。大正10年、「終生無二の友」西田幾多郎の勧めで大谷大学教授となる。昭和11年ロンドンでの世界信仰会議に日本代表として出席。この時以来欧米諸国で講演。戦後はオックスフォード、コロムビア、ハーバード大学等で仏教哲学を講じた。24年文化勲章。41年96歳で没す。「禅と日本文化」Zen and Japanese Cultureをはじめとするその英文著作は、E・フロム、A・トインビー等多くの西欧知識人にも影響を与えた。

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