道元


松原 泰道 著
●本体1800円+税
● 368頁 ●四六判・ ハードカバー
● ISBN 9784-900708-70-9
● 2002年10月28日発行

<仏道をならふといふは、自己をならふなり>
 かつて社会現象にまでなったベストセラー「般若心経入門」(祥伝社)の松原泰道師が、「道元生誕800年」の年、『道元』を刊行した。道元の教えは奥深く、難解であるといわれてきたが、誰にでも分かる言葉を使い、90年を越える豊かな人生経験から語られる松原師の道元解釈は、「分かる」という点で他の追随を許さない。
※品切れ重版未定

 目次
第一章   教義への疑念
第二章   正師如浄に出会う
第三章   如浄の教えと道元の新しい悟境
第四章   最高の哲学書『正法眼蔵』
第五章   坐禅の宗教
第六章   禅と食生活-「典座教訓」を読む
第七章   日常を律する「威儀即仏法」
第八章   山川草木の説法を聞くこころ
第九章   道元と「法華経」
第十章   過去七仏の教え
第十一章  道元の死生観
第十二章  仏道をならうとは自己をならうなり


 講師紹介
松原 泰道(まつばらたいどう)
明治40年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。岐阜瑞龍寺で修行。 臨済宗妙心寺派教学部長を務める。昭和47年出版の「般若心経入門」(詳伝社)は 一般読者にも分かる解説書として記録的ベストセラーとなり、 第一次仏教書ブームのきっかけを作った。 平成元年仏教伝道文化賞受賞。 平成11年禅文化賞受賞。宗派を超えた仏教者の集い「南無の会」前会長。 その著書は百冊を超える。




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