『誇り高き日本人でいたい』


C・Wニコル 著
●本体1600円+税
● 四六版上製  ● 2004年11月25日発売
●ISBN 4-86119-030-4 C0095 Y1600E

自己犠牲の精神や勇気に満ちた
  あの誇り高き日本人はどこへいってしまったのか?

40年近く日本と日本人を見つめてきた著者の中にある「日本人像」、素晴らしき交遊、そして今の日本人への愛する故の苦言や直言を熱く語った初めての日本人論。

 目次
第一章 日本との出会い  
(1) 「武士道の国」に憧れた少年 (2) ラフカディオ・ハーンと初めての日本 (3) バーナード・リーチの日時計――仲省吾という日本人 (4) 1500人の英国水兵を救った日本海軍の軍人――「電」「雷」の美談

第二章 わたしの交遊録
(1) 開高健さんとユーモア (2) さよなら、どろ亀先生――森を守った高橋延清氏の偉業 (3) 詩人谷川雁さんから学んだこと (4) 素顔の高円殿下 (5) ありがとうナベさん――わが“兄”渡辺文雄との交遊 (6) ユニークな森の番人・松木さん

第三章 日本人の様変わり
(1) 森を愛さぬ日本人 (2) 若い人のマナーに驚く (3) 国を愛するということ (4) 近ごろおかしな日本人

第四章 日本人として言っておきたいこと
(1) 私が日本人になった理由(2) アファンの森に託す思い

エピローグ―誇り高き日本人でいたい


 著者プロフィール
C・W ニコル
 1940年英国の南ウェールズ生まれ。17歳でカナダに渡り北極地域の野生生物調査を行って以降、カナダ政府の漁業調査委員会技官、環境保護局緊急係官として十数回にわたって北極地域を調査。1962年、空手修行のために初来日。80年に長野県の黒姫に居を構える。95年、日本国籍を取得。作家として活躍する一方、エッセイや講演などを通じて環境問題に積極的に発言しつづけてきた。主な著書に『風を見た少年』『勇魚』『盟約』『誇り高き日本人でいたい』など。2002年5月、「財団法人C・Wニコル・アファンの森」を設立し、理事長に就任。

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 C・Wニコルの著書
『アファンの森の物語』
『鯨捕りよ、語れ!』
『ことばと自然』
     
 
絵本『しっぽ』
絵本『クリスマスベア』